経理、税理、財務、会計のスキルが今後も転職活動で有利となる理由について

今から15年ほど前に読んだ、大前研一さんという有名コンサルタントの方の本に、

  • 英語
  • 財務
  • IT

に関するスキルがあれば,、どこでもやっていける、と書かれていました。

 

ところが最近、上記の3種のスキルの内、財務に対してネガティブな意見が挙がるようになりました。
AI技術が非常に発達したため、財務の知識があっても無駄だ、転職でもあと数年でスキル自体役に立たなくなる、という声です。

 

本当でしょうか?
改めて、財務のスキルが果たして転職に役立たないのか、今後無駄なスキルとなるのか、についてご案内します。

 

たしかに会計技術の進化はすさまじい

会計ソフトが年々使いやすくなり、新しい会計ソフトやシステムが次々に開発されています。
コーチ役の適切な教育と、指導を受ける側の熱心な学びがあれば、素人でも3ヶ月もあれば立派な経理として通用します。

 

今では、領収書やレシートをスキャナーで読み込めば自動的に帳簿がつけられるのは当たり前。
そうなると、帳簿をつけるのが主な仕事だった経理は、お払い箱となるとも言われています。

 

それは違うのではないか、というのが私の考え。
なぜなら、企業の税理の仕事というのは、究極には国家の徴税権との戦いであるからです。
戦いである以上、兵隊が不要となる、ということは有りえません。

 

税金に関してご存じない方のために

家計簿はつけたことがある人が大半であっても、法人の経理についてご存知ではない方は意外に多いです。

 

そこで、超簡単にお知らせします(余計な情報を省きますね)。

 

税金はどこから取られるのか?
簡単に言えば、会社の利益の半分が税金となります。

 

あまりに基本的な税金の話なので不要な方は読み飛ばしてください 1

100万円の売上があったとします。
そのうち、材料費や社員の給料、販売費や倉庫の管理費などにかかる経費が60万円とします。
残り40万円のうち、銀行からの借金の返済や年金の積立などで20万円が引かれます。
残った20万円のうち、10万円が会社にとっての利益となり、税金として10万円が引かれます。

 

よくあるのが、100万円の売上が合ったら半分の50万円が税金として納めるのではないか、という誤解。
国家もそこまで悪魔ではありません。
ちゃんと、かかった費用は、引いてもいいよ、とおっしゃっています。

 

それでも、売上高の中から純粋な利益として計上できるのは、微々たるもの。
その利益は、株主などのオーナーのものとなったり、今後の会社の成長の原資となったりしますので、それが低いと、下手すれば会社が成長できませんし、社長の首がとぶこともあります。

 

だから、どの企業も利益を確保するのに必死です。

 

あまりに基本的な税金の話なので不要な方は読み飛ばしてください 2

ところが、お金がかかっているのに、費用として認められないケースがあるという問題があります。

 

たとえば、接待費。
営業マンが、顧客相手に飲ませたり食わせたりしてようやく商品を購入させたとします。
その接待費が、経費としてすべて認められることはありません。
会社からおカネを出していたとしても。

 

つまり、上の例だと、接待費で15万円かかり、経費が75万円だったため、会社には5万円しか残っていなくても、税金を10万円納めろ、と命令されることもある、ということ。

 

鬼のようですよね。
そうです。税務署は時に鬼になります。

 

AI技術提供側は無用なトラブルを避ける

そこで求められるのが、優秀な経理の腕。
ときには法律ギリギリの線を攻めて、なんとかして消費した費用を経費として認められるように、努力をします。

 

こうした努力がAI技術に取って代わるか、という問題ですが、AI側がうかつに提供した情報で、もしも脱税容疑をかけられたらどうするのでしょう?
AIの提供企業側の責任問題にもなりかねません。
国家権力にとって徴税権の弱体化は死活問題。
税収が落ちるようなシステムを、許すことは有りえません。

 

余計なトラブルを嫌ったAIクラウド側は、ギリギリの線を攻めるようなアドバイスが出来ないようにプログラムを調節するでしょう。
今のGoogleが、エログロの情報を検索上位から少しずつ外しているように。
パチンコの出玉が客の射幸心をあおらないよう調節されているように。

 

だからこそ、AI技術側が提供しない情報を集めて、法人の中で個別に努力をする経理マンが、不要となることはありませんん。

 

基本知識がなければ、戦えない

結局、基本となる知識が人間側になければ、国家側のコンピューターの裏をかくことも出来ないのです。
その基本知識、スキルを脳に叩き込み、スキルとして使えるレベルになった人間が不要となることはありません。

 

企業側のAI技術の発達が進めば進むほど、徴税権側の対応も進むでしょう。
その戦いの最前線に立つのが経理マン。
国家と企業が利益と税金に関して戦いつづける以上、その職種がなくなる、ということはあり得ないです。

 

よって、財務のスキルがあれば、欠員さえあれば補充される人材なので、これからも食いっぱぐれはないでしょう。
ただ、必要なスキルが帳簿のつけ方ではなく、AI技術を活用しつつ、国家の裏をかいて、いかに費消したカネを費用として計上できるか、といったスキルに移行する可能性はありますが。

転職するなら転職エージェントに相談できるところへ

具体的な話として、転職をどのように進めていけば良いのでしょうか。
オススメするのは、転職のプロにまず相談することです。
そのためには、まず転職サイトの中で、転職エージェントを利用できるところに登録したほうがいいでしょう。

 

人材紹介業社の社員で転職希望者を直接担当する社員は「転職エージェント」「キャリアコンサルタント」などと呼ばれます。
(このサイトでは「転職エージェント」という言葉を使います)

 

転職エージェントに相談できるのとできないのとでは大違いです。
自分一人で抱え込むよりも、専門家に相談したほうが良いということは、転職が楽になったのは転職エージェントを利用してからという記事で詳しく解説しています。

 

大手の転職サイトに登録するべし

さて、どこか一つに登録するとすれば、
「大手に登録すること」
をオススメしています。

 

その理由は、
1.大手の方が紹介できる案件を豊富に持っているから。
2.いい加減なところに当たるリスクを避けられるから。
3.中小の素晴らしい転職エージェントとの比較材料になるから。
の3つの理由があるからです。

 

紹介してくれる転職先は、圧倒的に大手の転職エージェントに情報が集まります。
これはどうしようもない格差です。

 

また、小さな転職斡旋業者の中には、非常に悪質なところがときおり混じっていることもあります。
大手の転職エージェントには、そこまで悪質なものはないため、悪質業者と比較することにも使えます。

 

もちろん、大手に比べたデメリットを埋め合わせるために、小さい転職斡旋業のエージェントの方が、熱心に活動してくれるというメリットもあります。

 

転職斡旋業者は、地域差もありますし、転職エージェント一人ひとりの質にも大きく左右されます。
だから、中小企業の転職エージェントのほうが、あなたにあっている可能性も高いのです。

 

ただ、その良さを確認するためにも、まずはスタンダードなところに登録することがベスト。

 

転職エージェントが良かったDODA

そして、大手の中でどこか一つを選べ、と言われたとしたら、私は間違いなくDODAを選びます。
転職はDODA

 

たまたま担当の方が言い方だっただけかもしれませんが。

 

私がお世話になったのは、インテリジェンス時代からいらっしゃる古株の転職エージェント。
大変大柄で、一見、迫力のある強面の人物。

 

ところが情のある方で、私の輝かしくない経歴に無駄な時間を使わず、むしろ私がキャリアアップをする上での考え方について興味を持っていただき、最初の面接では一時間近く私の話を聞くことに時間を費やしてくれました。

 

たまたまその日が暇だったのかもしれませんが、
「これまでのキャリアではなく、あなたがこれからどう生きていきたいのか、が重要なんですよ」
とおっしゃっていただいたのが、とても印象に残っています。

 

その方のアドバイスのお陰で、私はいい転職ができました。

 

また、彼から紹介していただいたDODAの求人に関しても、待遇の良いものが多い、という印象を受けました。

 

履歴書の書き方なども丁寧に教えていただきましたし、転職活動中の力の抜き方などもアドバイスしてもらえました。

 

DODAの運営母体は「パーソルキャリア」

ちなみに「DODA」は、もともと「an」を発行していた学生援護会が発行した転職情報誌が元ですが、そのあと運営母体に変わったインテリジェンスは「パーソルキャリア」と名前を変えました。

 

よって、DODAもパーソルキャリアが運営していますが、紙媒体としての「DODA」は2009年に休刊、今は転職エージェントによって転職相談や転職支援を利用できる転職サイトonlyとなったようです。

 

最近、スティーブ・ウォズニアックや86歳の現役モデルであるカルメン・デロリフィチェを起用した「はたらいて、笑おう。」というオシャレな広告が、テレビでバンバン流れています。

 

DODA自体も新しく生まれ変わろうとしているこの時期、転職サポートに一段と力を入れていること間違いなし。
新しい場所へ飛び立とうとしているあなたも、新生DODAと一緒に羽ばたけるのではないかな、と思います。

 

DODAへの登録方法

上記サイトのDODAの登録方法についてご案内します。
まず、公式サイトDODAエージェントサービスにアクセス、
そのあと「エージェントサービスに申し込む(無料)」をクリックして現れる会員登録画面に、まずは氏名など基本情報を登録して、会員登録を済ませてください。

 

そして、必ず「エージェントサービスに登録」をしてください。
そうでなければ転職エージェントに相談ができません。

 

自分一人でまずやろう、は馬鹿やろう

ここでご注意。
転職に不慣れなひと、キャリアに自信がない人ほど、まずは自分一人で頑張ろうと思いがち。
プロに頼むのは、転職にある程度慣れてから、と思って、相談することをめんどくさがり、そして無駄な時間を費やしてしまう。
なかには転職のプロに相談しないまま、適当なところで妥協して、後で悔やむひとも多いようです。

 

それ、無駄なので辞めてください。
時間は有限です。
最初からプロの力を利用してください。

 

もちろん、DODA側の条件と折り合いがつかずに、転職エージェントの力を利用できない場合もあるでしょう。
その場合は、あきらめなければなりませんが、そうでない限り、積極的に転職エージェントの力を利用されたほうがよいでしょう。

 

転職はDODA